われ、思いつくまま探検家



「探検」
なんて良い響きなんだろう。
もう半世紀を越えていい歳こいてるのに未だ憧れる響き。

このブログは測量の現場で鍛えた体力と勘を頼りに限りなく情報が少ない状態で隧道や洞窟探索、妖怪探索等の探検を楽しむ素人探検家の記録である。

その方法は
1 偏見を愛する
2 情報は少なくする
3 一般的な情報や道路地図から探検地を見つける事を最高の喜びとする
4 車で現地へ赴く時、ナビは使わない
5 現地で出会った人達との会話を喜びとする
6 勘と記憶を頼りに現地で動く
7 帰宅したら資料で現地行動を確認する

と書くとかっこいいが、2番はけっこうやぶっている。
ついつい、ネットで調べたりして。
でも資料は現地へ持って行かない、だってその方がスリルがあるから。

1は仕方ない、もう偏見の塊だから。

3が一番重要だ。
どこにでも普通に販売されている道路地図が宝の地図なんだ。
色々探すと面白い。
日本の地図は優秀だ。都市部でなく田舎でも正確に記載されている。
これをほおっておく手はない!

「ポジティブな無駄」
「馬鹿馬鹿しさを楽しめる」
そんな理念で活動をしている。




ふっと「あれってなんだろう調べなきゃ」と思ってネットで調べて満足している自分がいる。
めっちゃ面白い本を読んでその気になって満足している自分がいる。
映画を観て主人公になった気分になって満足している自分がいる。

それが、俺の人生なのか。
単に他人の敷いたレールの上を走っているだけじゃないのか。

何が自分の感性なのか、何が自分の体験なのか。
他人の追体験で満足するのか。

出来る限り「オリジナル」でいたい。
自分の道を歩みたい。
ナビでラーメン屋を見つけて、クチコミ通りだったと満足する人生なんて嫌だ。
限り無く未知の世界に飛び込みたい。

そりゃあ、全く情報が無い状態での行動なんて不可能だ。
地図もいるし、車も必要。

だから、限り無く情報を減らし、現地では驚きの連続に仕立てたい。
確認の為の旅なんてまっぴら御免だ。

未知の世界に飛び込むからこそ、探検なんだ。
素人でいい、思いつくままに探検がしたい。













2011年10月20日に登山素人が勢いだけで劔岳に挑戦。
ベテランには物足りないでしょうけど、これから登る人には参考になるかもしれない。
かなり詳しいレポート。